EPISODE ofCRASH

kagariyusuke 新作展⽰会「CRASH」

革に外壁塗装⽤のパテを塗り鞄や⼩物などを⼿作業で製作しているカバン作家、kagariyusuke。


外壁が汚れ、傷付き、少しずつその姿を変えていくことと同様に、
経年変化を少しずつお楽しみ頂くことを⼤切にしている同ブランドの新作展⽰会「CRASH」が
ハウス@ミキリハッシンの応接間で開催されました。

“壊すこと 作ること” 

新作展⽰会「CRASH」会場写真 /kagariyusuke


デザイナーであるカガリユウスケ⽒は、本展に向けてこのように綴っています。

「物体が壊れた姿が好きだ。それはいつでもぼくの最も深い場所を捉えて懐かしい匂いのする場所にひきずりこんでくれる。

では、お前はどんな壊れ⽅が好きなんだ?と聞かれると、
ぼくは⾮常に困ってしまう。⾃分の好みを噛み砕き、具体例を出し、少しの⾃前の気持ちをそこに添えれば問題はない。

⼤体の⼈はぼくの説明に納得して、⾃分の中で消化してくれるだろう。 でもぼく⾃⾝はいつもぼくの説明に納得できない。

好みの細部は⼩さな偏りや習慣に過ぎないけれど、それが集まり作り出す複雑さはもはや ⼈格に似たものとすら⾔える。
そんな得体の知れない混沌としたものを説明という⼀つの視点で語り切るには無理がある。

だからぼくらはそれを⾔葉で説明することを諦め、 動き、探し、選び、時に所有し、思いを巡らせたりする。

いま⼀番の⼤きな問題は、ぼくは物体の壊れた姿が好きだ、ということだ。 
次に⼤きな問題は、物体にしてみたらぼくの気持ちなんて知ったこっちゃないということ。

そして⼀番⼩さな問題は、それらをどうやって形にすればいいのだろうか、ということだ。 いつだってこの辺りをぐるぐると回っている。 」 

2019「CRASH」パンフレットより⼀部抜粋 /kagariyusuke


物体が壊れた姿に魅せられた同⽒の想いから誕⽣した、“CRASH”ですが、
“破壊”と“制作”の意味合いの違いは実に曖昧で
カガリ⽒は「その⼒に意図があれば”制作”であり、意図がなければ破壊だ」と記しています。 

グニャトート/新作展⽰会「CRASH」会場写真


“壊す/壊れる=破壊”をテーマに、“美しく壊れた”アイテムが創り出された本展を記念し、
ハウス@ミキリハッシンとの限定アイテム「※壁パネル」にも、同様に”壊れた”シリーズがラインナップされています。

(「※壁パネル」は企画展 “無駄な部屋 ハウス@カガリユウスケ” にて誕⽣したアイテムです。同展のエピソードも是⾮ご覧下さい。 
“無駄な部屋 ハウス@カガリユウスケ”  http://house.mikirihassin.co.jp/episode/kagariyusuke/ )

壁パネル /新作展⽰会「CRASH」会場写真

経年変化を経てついに“壊れた”、数多くの美しい壁が⼀堂に会するこの機会に是⾮⾜を運んで頂き、

⼤胆なクリエイティブと緻密な⼿作業を、⾒て/触れて、お楽しみいただければ幸いです。 

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