EPISODE ofAMERICA

飛田正浩×Nukeme


手作業のニュアンスを残したハンドプリントで、
抽象的なモチーフをファッションアイテムに落とし込むブランドspokenwordsproject。
そのデザイナーである飛田正浩氏は美大出身でありながら、
自身のクリエイティブを受け手に押し付けるのではなく、詩のように
自由に解釈し、楽しく着こなして頂くことを大切に
20年以上表現を続けています。


一方で、刺繍機内のデジタルデータに小さな“バグ”を起こし、ロゴなどの具体的なモチーフを「グリッチ」として刺繍で表現するアーティスト、Nukeme氏。
グリッチ刺繍は第16回文化庁メディア芸術祭に選出されるなど、ファッションのみならず、アートとしてもその作品の評価を高めています。


それぞれが強い個性を持ち、
別々のスタンスで作品に向き合う両者の、
初となる合作展が、AMERICAというテーマのもと、開催されました。

“もっとファッションをもっと自由に。もっと寛大に。”(飛田正浩氏)

本企画名の由来、
それは我々がアメリカに対して抱くイメージそのものが理由となっています。


アメリカは様々な人々や文化が行き交う国であり、


その多様性そのものがアメリカを象徴しています。


“自由の国、アメリカ”をテーマに掲げることで、
クリエイティブから規制を外し、より強い表現を楽しみたい。
そんな想いから今回のテーマは設定されました。

アメリカ タイムズスクエア

“とにかく、とんでもないものを創りたい”(Nukeme氏)

今回の合作展で製作された全てのアイテムは、デニムアイテムに限定されています。

アメリカが最も自由だった1970年代では“ヒッピームーブメント”が流行しており、
組織や体制のなかに縛られることを拒んだ若者たちが、
自由と平和を求めて立ち上がり、ファッションはもちろん、アートや音楽など、様々なジャンルにわたって、多様な表現が生まれました。


身近にあったデニムアイテムに、自らの個性をペイントやカスタムといった手法で
作品として、身に着ける当時のアツくて、ダサい、自由なムードこそ、
とんでもないファッションを楽しむ為に、必要なことかもしれません。







と、ここまで話が及んでいながら肝心な本企画のアイテムに関しては、細かく触れられていません。


なぜならwebでは触れることが出来ないからです。


アメリカを「自由」な感覚で捉えた本企画は、クローズドなお店の応接間だからこそ実現することが叶いました。


実際にアイテムを見て頂ければその意味が分かっていただけるでしょう。


きっと気持ちが高ぶるようなアイテムになっています。


是非この企画を通して、表現の自由、ファッションの楽しさを体感して頂ければ幸いです。

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